傲慢な公爵の陥落~最後の孤高の公爵~

尾方琳
原作:キャロル・モーティマー
ハーレクイン/SBクリエイティブ ハーレクインコミックス

サザランド公爵クリスチャン・シートンはイギリスからフランスへ渡った。

彼の任務はナポレオン奪還計画をくわだてる首謀者とその組織を壊滅させることである。

ターゲットはパリの居酒屋の女主人・エレーヌ。居酒屋への侵入は成功したがエレーヌは警戒心が強いため、なかなか情報を得られない。

居酒屋にはエレーヌの娘らしき少女・リゼットが働いていた。まずはリゼットをたぶらかし、こちら側へ引き込みたい所だ。

しかしあんなに美しく純粋な娘をだまし、策略に巻き込んで良いのだろうか。彼は任務と罪悪感の狭間で揺れ動いていた。

先手を打ったのはエレーヌの一味だった。彼は襲撃にあい重症を追う。あと一歩のところで彼の命を救ったのはリゼットだった。

お互いに心を許し合えない二人。しかし心のどこかで惹かれ合う。

運命は二人をどこへ導くのか。

→『 傲慢な公爵の陥落~最後の孤高の公爵~

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